若人、本物の仕事道具と出会う

May 8, 2014

今日は1年生が自分の使う美容鋏(ハサミ)を見て触って選ぶ日でした。

 

美容師の仕事道具として真っ先に思い浮かぶのがこの美容鋏で、よく一生ものと言われたりしています。

 

鋏の数え方は1本2本という単位でなく1丁2丁といった単位で数えますが、この先自分の美容師人生の大切なパートナーとして、なるべくであれば生徒達にも気に入った1丁に出会わせてあげたいなと考え、今回は岐阜県関市にあるKIRA(キラ)シザーズさんに遠路遥々いらして戴きました。

 

KIRAシザーズさんへは私も何度か足を運ばせて戴いた事がありますがちょっとした旅行気分に浸れるくらいの距離で、そんな遠くからいらして戴いた事に唯々頭の下がる思いです。

 

さて、美容学生といいながらもここまで美容鋏に直に触れることなどなかった生徒たちの反応はそれはそれは愉快で微笑ましいものでした。

 

人工毛を実際に切らせて戴いて感嘆の声を漏らす者、好奇心が刺激され次から次へ数種ある美容鋏をとっかえひっかえ試す者、一様に瞳孔が開きっぱなしで玩具に触れる子供の様でした。

 

そんな生徒たちに向かって、丁寧かつとても暖かいまなざしで美容鋏の取り扱い方を指導して下さったKIRAシザーズさんに心から感謝の念が沸き起こるのでした。

 

「早くカットたい!」と連呼する生徒たち

 

そうだそうだ、君たちはそのためにこの学校に来てるんだもんなぁ

 

しかし、この美容鋏、お値段がとっても曲者でお高い物はン十万円の物から、すぐに切れなくなってしまうような安価な物まであり、それがまた高ければ良いのかというとそうでもなくて、各々の用途(そして好み)にあった選択が重要になります。

 

そして彼ら生徒たちにとっては当面のところ美容師国家資格試験合格が目的となるものですからそれに耐えうる最低限の品質の物を学校としてお勧めをしています。

 

じゃあ、その一択にして学校側で決めてしまうということでいいのではと思われる考えもあるかと思いますが、それでも今回の様に、買わないにしても本当に高品質な物も含めアレコレ見せておくの事は彼らにとってとても大事だと思うのです。

 

そして「うわー」「すげー」という反応を見る限り、今日の出来事が生徒一人ひとりの胸中にあるであろう美容師を志す原動力の部分に何らかの前向きな働きかけをしてくれていたのだろうなと一人で納得しています。

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